NO20201126虫歯の予防、口腔内衛生の改善作用

普段からお茶を飲む日本人、食後にはお茶を口に含み、漱ぎ飲みします。すると、口の中が サッパリし、また食べ物の臭いなども消えてしまいます。さらに、虫歯や歯周病などの原因菌 に対しても抗菌作用を発揮することが様々な研究でわかり、人でも確かめられてきました。

 虫歯菌は、口の中で砂糖があると不溶性の粘着性グルカンを作り、これが他の微生物ととも に歯に付着し歯垢を作ります。この歯垢の中で酸が作られ、この酸によって歯のエナメル質が 溶け、虫歯になります。茶カテキンは、虫歯菌に対して抗菌性を示し、またグルカンを作る酵 素(グルコシルトランスフェラーゼ)の働きを抑え、虫歯菌が歯に付着することを抑えます。

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