病気を予防するために日常茶飯事にできる食事のとり方を心がけようと思います。
まずは大規模コホート研究から見る、病気の原因調査資料が必要だと思います。それは、マクガバン上院議員は、その政治生命をも絶たれる結果にはなりましたが、マクガバンレポートです。
結論は「心臓病をはじめとする諸々の慢性病は、肉食中心の誤った食生活がもたらした【食原病】であり、薬では治らない」と結論づけ、更に「我々はこの事実を率直に認めて、すぐさま食事の内容を改善する必要がある」として7項目の食事改善の指針を打ち出している。その内容を要約すると、高カロリー、高脂肪の食品つまり肉、乳製品、卵といった動物性食品を減らし、できるだけ精製しない穀物や野菜、果物を多く摂るようにと勧告している。
つまり、当時世界を席巻していたフォイト栄養学の伝道前の初期アメリカの食事に戻せ!と提案しています。
また、この『マクガバンレポート』を補足する形で発表されたのが『食物・栄養とガン』に関する特別委員会の中間報告だが、そのレポートで特に注目されるのは、「タンパク質(肉)の摂取量が増えると乳ガン、子宮内膜ガン、前立腺ガン、結腸・直腸ガン、膵ガン、胃ガンなどの発生率が高まる恐れがある」として「これまでの西洋風な食事では脂肪とタンパク摂取量との相関関係は非常に高い」と述べている。
コリン・キャンベル氏の「葬られた第2のマクガバン報告」といわれえいます。コリン・キャンベル氏は40年間栄養学研究に携わってきた人物である。
この著書の元になったのが史上最大規模の栄養学調査である「ザ・チャイナ・スタディ」という研究だ。食事と癌の関係は『ザ・チャイナ・スタディ』から容易に理解ができます。
From the point of view of preventive medicine, we should try to have a self-protective diet, which we ourselves can do on a daily basis, before we receive the commendation of a sick life.